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新しいイベントの形「トークソン」の提唱、および、第1回開催のレポート

イベント レポート トークソン ハッカソン

事後告知

第2回トークソン を2014年1月25日に開きます。

新しいイベントの形「トークソン」を提唱します

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「トークソン」とはいわゆる、トーク版ハッカソンです。
「トークソン」は「トーク」と「ハッカソン」を結合した造語です。
これは僕の思いつきの言葉であり、実際の第1回イベントが2013年12月28日(土)に開かれました。

ハッカソンが、長時間ひたすらプログラムを組み続けるのに対し、
トークソンは、長時間ひたすらトーク準備とトーク実践を繰り返します。無限LTです。

いったい何がしたいの?

LT の練習がしたい人向けのイベントです。
短い時間で LT の構成をくみ上げる瞬発力と、実際に何度も LT を行う実践力が身に付きます。

端的にいうと「修行」ですね。

「LT」って何?

聞きなじみの無い方もおられるかもしれません。
LT とは Lightning Talk の略です。いわゆる「軽めの」「トーク」です。社会人たるもの、プレゼンテーションを人前で行う機会がしばしばあると思います。LT が指す意味は文脈により多様ですが、だいたいの場合、短めのプレゼンテーションを指すことが多いです。

変な略語使うなよ!って思われるかもしれませんが、この言葉がIT業界では割と浸透しているのです。
1997年のPythonカンファレンスあたりが発祥らしいです。

ハッカソン」って何?

ハック (hack) とマラソン (marathon) を合わせた混成語です。端的にいうと、プログラム好きな人が集まって、そのイベント時間内で何か作り上げてしまう、というイベントです。
だいたい1999年くらいから使われ始めた言葉です。

「LT」の機会

IT関連の勉強会やらカンファレンスやらに参加していると、けっこう LT の機会ってのはあります。
だいたいのイベントで、「LT枠」の時間が設けられており、事前またはその場でLTしたい人を募り、発表したい人が好きに発表したいことを発表します。

エンジニアにとって「相手に伝えたいことを言葉で伝える」ことは実はコードを書くことと同程度に重要であったりします。LT 慣れしておくことは、確実に糧になります。

「LT」のハードル

まず、勇気

人前で話すことに慣れていない方は、苦手に感じるかもしれません。
練習の場が欲しい。

スライドの準備

これがなかなかの曲者です。

だいたいの場合、LT ではスライドを用います。PowerPoint とか Keynote で作るアレです。
自分で用意してきたスライドを見せつつ、トークを行います。別に無くても LT はできるのですが、スライドを用いたほうが話の構成を整理しやすいですし、聞く側からしても映像があるのと無いのとではやはり伝わる情報量に差が出るでしょう。スライド無しの LT はよほど話力に自信のある方でないと失敗することが多いと思います。(僕も失敗したことがあります)

で、LT に参加するからには、スライドを事前に準備する必要がある、と。

僕個人の話をすると、「LTしてみたいなー」って思っていても、「でも今回はスライド準備できてないからいいや」ってことでLT参加しないことがけっこう多いです。
スライド作るのってけっこう手間かかるし、その時間を作るのも一苦労なのです。

気楽に参加できる LT イベントが欲しい

できれば事前準備無しで LT に加わりたい。
そこで考案(思いつき)されたイベントが「トークソン」です。

トークソンの流れ

Step1 自己紹介

参加者全員軽く自己紹介を行います。ここで得た情報をもとに話すテーマを決めるのもオツです。

Step2 準備

白紙の状態から1時間の時間を使って各自発表のためのスライドの準備をします。
スライド必要ない人はスライド無しでもOKです。

Step3 発表

各自10分程度で発表を行います。10人参加の場合、これで100分消化します。

Step2’ 再準備

トークソンたる所以がこれです。また 別の発表の準備を1時間使って行います。

Step3’ 再発表

再度、各自10分程度で発表を行います。10人参加の場合、これで100分消化します。

以下ループ

準備→発表→準備→発表を時間内でひたすら繰り返します。
仮に8時間のイベントで参加者が10人いた場合、各自3回程度の準備と発表を行う形になります。

※実際には休憩等の都合もあり、8時間6人参加で各自3回程度でした。(第1回開催の結果)

トークソンの利点

ここでトークソンの利点をまとめてみます。

  • イベント時間内にスライドを作る時間を設けるので、事前準備が不要。これすごく大事です。参加のハードルが下がります。
  • あくまでも修行イベントなので、気が楽
  • ひたすら準備と発表を繰り返すので、何度も LT できる。経験値が一気に貯まります。
  • さくさんの LT を聞ける。他の方のスキルを盗みましょう。修行抜きでも普通に新鮮な話が聞けて面白いと思います。

こんなところです。

ここからレポートです

さて、実際に開かれた第1回イベントの開催レポートを書いていきたいと思います。

会場の紹介

コワーキングスペース茅場町Co-Edoという場所で開催しました。

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前回のハッカソンに引き続き今回もスペースをご提供いただきました。

設備

雰囲気を出すためにマイクを設置しました。
あと、大きめのモニタもあるのでそこに各自のスライドを映す流れで行きます。

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LT 時間を測るタイマーも設置。
Androidアプリの「Stopwatch and Timer」というやつです。普通のストップウォッチ。

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発表は1回あたり「10分程度」という目安は設けていますが、あくまでも目安なので時間オーバーしても気にせず進める感じで行きます。

10:00~ 自己紹介

10時開催ということで始めましたが、実際に10時の時点で集まっていたのは3人でした。
まずは人数が少なくても始めることが大事なのです。
兎にも角にも3人の少人数体制でイベントを開始します。トーク練習ってことでマイク使って自己紹介します。

10:30~ Act1.準備

各自スライド作成

11:40~ Act1.発表

kobayan_tokyo
フリーエンジニアになった話 (15分)
frofro377
プログラミングの勉強を始めて。。 (8分)
mon_sat
コワーキングスペースで勉強会を開催しよう (7分)

12:10~ Act2.準備

各自スライド作成

13:40~ Act2.発表

人が増えました。

kobayan_tokyo
今作っているサービスの紹介(技術とか経緯とか) (20分)
frofro377
メルマガ原稿作成ツールについて (7分)
mon_sat
勉強会前に話すること (7分)
nanateru
2年間の振り返り (12分)

14:20~ Act2.準備

休憩および各自スライド作成

17:00~ Act3.発表

さらに人が増えました。

kobayan_tokyo
宇宙創成かじり (スライド無し) (20分)
Nakai
ゆるぼ.netの紹介、ブログの紹介 (20分)
frofro377
昔よくアキバをうろうろしてました (9分)
mon_sat
PM理論 (15分)
nanateru
自己心理マネジメント (7分)
takahashi
MovableTypeの紹介 (20分)

発表の様子

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振り返り

トーク練習イベント、ということで、参加をエンジニアに絞ったわけではないのですが、僕の伝手の都合であったり、「LT」「ハッカソン」という単語の与える印象なりが影響したこともあり、参加者全員エンジニア寄りの感じでした。

後半では皆頭を絞ってIT以外の話をしてくれるように頑張ってくれました。ありがとうございます。
僕もがんばって宇宙の話をしました。

お疲れ様でした

とても有意義なイベントになりました。
目的通り、LT の練習として活用できたと思います。
また、いろんな人のいろんな話を聞くことができ面白かったです。

トークソンの可能性

スライドという資産が残る

このイベントで得られるであろう、目に見えない「経験」に加えて、
LT の準備のために作成したスライドは今後の LT にも活かせる確実な形として残ります。
※同じLTを別イベントで話すことはよくあることです。一度作成したスライドは使い回せるのです。

トークソンの目指す未来はさておき、
スライドをもくもくと作成する場としてまずはこのイベントを活用してもらえれば、と思っています。

業界外の方と関わるきっかけにする

エンジニア以外の方も集まりやすいような告知やイベントの形を考えていきたいと思います。
エンジニアと非エンジニアが交わる場所のひとつとしても役目が果たせれば、という目論みはあります。

その他諸々

他にもいろいろ考えるところはありますが、とりあえず今後も実際に開催を行っていきながら様子を見ていきたいと思います。

長くなってしまいました

結局何がしたいのかうまく簡略に伝えることが難しいイベントです。
ただ、こんな記事でも何かが伝わった方が少しでもいれば幸いです。
うまく伝わってなかったらごめんなさい。

今後も実際に開催していきながら、イベントの意味をうまく人に伝えられるように整理していきたいと思います。

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