自作の暗記ツールを発掘した。これが作られたのは10年前、いやもっと前だったような気もする。
VS2010でビルドが通るように調整。やっと動いた。
英語例文の出典:DUO 3.0 (※)
(※当時使っていた英語例文集。これに記載されている全ての日本語文と英語文をテキストファイルに手入力で打ち込んで管理していた。)
一言一句正確に英文を打ち込まないと正解にならないという真面目系クズ仕様。しかしこれはこれでけっこう学習の助けになった。
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この記事は単なる回想であるから、特に小見出し等も付けない。付けることもできるが付けたくないのだ。回想は整然としていてはいけない。
当時MFCをあまり好んでいなかった自分は、独自のライブラリ群を構築し、それを使ってWindowsプログラムを組んでいた。土台となるC++ソースコードのファイル数は数百に上る。
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この暗記ツールは、問題に正解・不正解するとそれぞれ効果音が鳴る。効果音は「さくらやまスクエア」というサイトで公開されていた「SWave」を使って作っていた。
http://izeef.web.fc2.com/sakurayamaato/
「跡地」ではあるものの、まだサイトが残っていて嬉しい。
SWave。波形をマウスでいじって音を作った。知識の無い中、手探りで法則を理解した。
ところで「さくらやまスクエア」では管理人であるところのShou氏が音・画像・プログラムすべて独りで手がけたゲーム「AMEL BROAT」や「Cresteaju」が公開されていた。インターネット上で初めて遭遇した「圧倒的な猛者」はおそらく彼だったような気がする。
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自分は当時それほど情報発信はしていなかった。
そもそもWeb技術がそれほど好きではなかった。
型の無い不安定なJavaScriptはいつかこの世から消えると思っていた。
Visual Studio だけの閉じた世界に籠っていた。ソフトウェアは自分が必要だから自分のために作る、ただそれだけのものだった。
作ったソフトウェア群は Vector に公開してみたりもしたし、雑誌にも掲載された。嬉しい気持ちはあったが、それは数千~数万点あるソフトウェアの中のひとつに過ぎなかったから、それが特別な価値を持っているとは考えていなかった。
実際のところソフトウェアの機能・性能はただただ普通のものであり、評価するところは無い。
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ただ、当時組まれた数百のソースコードファイル群を目の前にすると、さすがに今の自分から見ても当時の自分はけっこう情熱的だったことが伺える。(独自フレームワーク上でアプリを構成していたため、裏側に潜むソースコード群の量がすごいことになっていた)
一言、過去の自分に「やるじゃん」と言ってあげたい。
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しかし当時のコードのひどいこと。。
struct QA{ wchar_t *q; wchar_t **a; int na; int kind; void dispose() { m_free(q); for(int i=0;i<na;i++)free(a[i]); m_free(a); } …
リメイク(リファクタ&機能改善)検討中。