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酸素カプセル体験

疲労が溜まってきたので酸素吸いたいなーと思って酸素を吸ってきました。

GoogleMap で「酸素カプセル」を検索すると都内であればけっこうな数の酸素屋が見つかるので良い。良い時代になった。

数年前にも酸素を吸いたくなって検索したことがあるけど、まだあのときはカジュアルさ(店の数や料金の安さ等)が足りなくて結局行かなかった記憶がある。

僕が今回行ったのはエアープレス上野というところで、ちょうど新春福袋キャンペーンというのをやっていて90分3000円でカプセル体験ができた。酸素カプセルは初めてだし効果に対する声も人によってまちまちだから、最悪ムダ金になる可能性も考えなくてはいけなくて、そういう意味で3000円という金額はちょうど良かった。失ってもそれほど痛くない。

店の雰囲気はというと、入った瞬間に「アッ、これ美容室と同じ空気だ。意識が高い」と感じた。ウェブサイトのほうの雰囲気が(相対的に)それほど意識高くなかったので安心して予約してしまったのが逆に良かった。意識の低さに後押しされて意識の高い店に入ることができた形になり、結果的に体験の総量を増やすことができた。

受付では高濃度酸素水を溶かしこんだ水が差しだされ、これは何ですか?と聞いたら「通常の100倍程度の高濃度の酸素が~」という説明をされたけどよくわからなくて頭から抜けてしまった。

ところで一応科学信仰者に向けて先に前提を説明しておくと、僕は科学に金を出しているのではなく空気と安らぎに金を出しています。酸素水のくだりは正当な「おもてなし」の文脈として解釈いただきたい。

酸素カプセルというのは良質な休息を提供する設備であり、そんなわけで快適さの追求のために客に合わせていろんなオプション(無料)を選択させてくれた。例えばアロマの香りとか毛布とか照明とか水枕の有無とか、そんなところ。水枕は必要か??と思ったが店の人いわく「特に男性は代謝が~」みたいな説明をされて「ふーむ??」と思いながらも無料なのでとりあえず水枕も設置してもらったが、これは本当にあって正解だった。程よいヒンヤリがすごく気持ち良い。

酸素カプセル内では気圧を1.2にまで上げるので耳抜きが必要になる。個人差はあると思うけど僕の場合は何の工夫もなく何度かただ唾を飲み込むだけで耳抜きができた。で、少し話が前後するけど唾を飲み込む必要があるので事前に唾を促すための飴をもらえる。すごい。徹底的な「おもてなし」だ。

酸素カプセルが並ぶフロアの光景はウオッ、ディストピアっぽい、って感じもあるにはあるのだけど、たまたま僕が案内された場所はひとつの部屋に2つだけカプセルが置かれている余裕のある空間で、ふーむちょっとVIPっぽいな、と思った。部屋の天井には蛍光塗料で星空っぽく見える細工がされていて、部屋の暗さを保ちつつ安らかなロマンティックさが演出されていて「粋」を感じた。

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肝心の酸素カプセルの効果についてですが、僕個人の感覚としては「いつもより濃い酸素を吸っている感覚」は「無かった」です。ふーむ、そうなんです、「無かった」んです。ふーむ。

でも何故か90分後には体力がめっちゃ回復した。すごい回復した。酸素、目に見えないのでよくわからないですね。

実感は無いけどたぶん存在する高濃度酸素、カプセル内の暗くて狭い空間、天窓から見える星空っぽい天井、常に流れ続ける「シュコー」という空気循環の程よい雑音、水枕、金を払って休憩している自意識、いろんな要素がありすぎてどれが直接の原因かは分からないけど90分間完全に熟睡することができた。

僕は睡眠障害持ちなのでまさか薬も無しに熟睡するとは思えず、暇つぶしのKindle端末を持ち込んだんだけど全く出番がなかった。

熟睡したので当然睡眠による回復効果はあるんだけど、退店後の「回復感」が睡眠によるものなのか酸素吸入によるものなのかいまいち切り分けできていない。あと酸素カプセル後に乗せてもらったマッサージチェアも良かった。これもまた回復要素なので回復の原因分析がさらに困難になってしまった。

しかしながら理屈はともかく回復したことには変わりないので結果オーライです。飽きるまで定期的に通っていきたい。


意識的であれ無意識的であれ、時代は既に情報や雰囲気に金を使うことに抵抗の無いフェーズに突入しています。休息、非常に大切な要素なのでどんどん金を投入していきましょう。

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