Android実機(端末デバイス)でのアプリ実行
ドライバやら何やらいろんな要因で失敗する人がけっこういますね。
トラブルシューティングを含めて設定方法を紹介します。

はじめてのAndroidアプリ作成 センサー活用とクラウド連携 (はじめてのAndroidアプリ作成 シリーズ)
- 作者: 金宏和實
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2013/05/09
- メディア: 単行本
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設定手順
端末の設定を開発用に変更
端末側の「設定」で「タブレット情報」を開き、「ビルド番号」を7回タップする。
これで「開発者向けオプション」が表示される。
「開発者向けオプション」で「USBデバッグ」をONにする。
「USBデバッグを許可しますか?」という確認では「OK」を選択。
接続
USBケーブルでPCと端末を繋ぐ
「PC Companionソフトウェア (のような表示)」という表示が出たら「インストール」を選択。(これは端末により出たり出なかったり)
PC側でインストーラ実行確認が出たら、実行。
必要に応じて各端末メーカーから配布されているドライバをインストールする。
ドライバの入手
ドライバの入手その1:端末に入っているドライバ
USBケーブルでPCと端末と繋いだときに「PC Companionソフトウェア (のような表示)」という表示が出た場合、「インストール」を押すとPC側にドライバが転送され、インストーラを実行できることがあります。これがひとつめの選択。これで問題なければ以下不要。
ドライバのインストール
ZIP形式の場合
ZIP形式などの場合、手動でインストールする必要があります。
以下その手順。
端末が認識できているかどうかの確認方法
Run/Debug Settings で Target を Always prompt to pick device にしておきます。
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そうすると、プロジェクトを実行しようとしたときに Android Device Chooser なるものが出ます。
端末が認識されていれば、端末名が出ます。ケーブルを抜き差しして、表示が出たり消えたりするようであれば、問題なく認識できているはず。
うまくいかないとき
USBケーブルを抜き差ししてみる
意外とこれが効いたり。
adbサーバを起動しなおしてみる
platform-tools ディレクトリの中に cd して、以下を実行。
> cd C:\adt-bundle-windows-x86_64-20140321\sdk\platform-tools > adb kill-server > adb start-server