- 認証 ニンショウ
- 承認 ショウニン
- 署名 ショメイ
- 証明 ショウメイ
結局今年2018年もこれらを正確に理解・説明する時間がとれなかった。
来年2019年に持ち越します。ハードルが高い。
社会
社会ってだいたいこれらの概念で回っていますよね。たぶん。
こんな難しい概念部品で構成されているように見える社会が普通に回っているように見えるのは驚きに値すると思う。
仮定
雰囲気で運用されている。
「ここに印鑑を押してください」
「サインでは駄目ですか」
「駄目です」
「そうですか」
ここでおもむろに消しゴムと彫刻刀を取り出し、自分の名前を刻んだ精密な何かを作る。
「ポチッ」
「受理致しました」
「この消しゴム捨てていい?」
「いいですよ」
「いいの?」
「いいですよ」
「本当に?」
「責任の所在は私にはありませんので」
「なるほど」
厳密性と運用の実現性にはそれほど相関が無い
例えば道にロープが張られていた場合、多くの人はその境界を乗り越えない。
厳密さという意味ではスカッスカッの壁であったとしても、その存在自体の有無により費用対効果としては抜群の効果が出る場面が社会には多いですね。
印鑑文化、茶番っぽいけどコスパ的にはたぶん現代でも無意味ではないと思います。
今日はここまで
次回はもう少し掘り下げましょう。せめて電子的な話まで。
認証・承認・署名・証明の話、深堀りし始めたら人間ひとりの寿命が尽きる程度には深いと思います。
今年、最初で最後のセキュリティ記事がこれです……。仕方ないですね。難しい。
※ なお、この記事の投稿時刻はやや改ざんされており、あたかも2018年末の記事に見えるようズルをしています。このズルの事実を証明することができますか?